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Author:ノネム
ライトノベル感想。
ライフガードが恐ろしくまずくなっていた。



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ガラクタ・パーツ
ガラクタ・パーツ
片桐 敬磨
「一つでもパーツをなくしたら、もう完成しない。大好きなプラモデルも、そして僕自身も―。レイヤは秘密結社「シャドウ」の社員として、相棒で世話役のシャクアスと共に運び屋などの仕事をこなす日々をおくっていた。そんなある日レイヤは、銀行強盗事件に巻き込まれ、そこでアキという少女と出会う。行くあてがないアキとしばらく同居することになったレイヤだったが、それ以降何者かに命を狙われ始める…。」

3人称のような1人称視点と、1人称のような3人称視点が混濁した文が非常に読みづらい。
文の一つ一つに入る無駄な描写が、テンポの悪さに拍車をかけてしまっている。
シリアスな場面であろうと度々気が抜けた文章が入る為、話自体ものれず。

偶然主人公達のトラブルに居合わせた子供が、旧知の仲であるかのように同行・仲間面し、作戦を立て始めるのだけど、これは何が起きてるのか。常に存在が浮いているんだが、大丈夫なのか。

全てに下地が無いせいで、主軸を始め何もかもフワフワしている。
キャラの思考は理解出来ず、前後の展開は繋がらず、唐突に明かされてゆく新事実とキャラ達のカオスな思考に、何が超展開なのかさえ分からなくなってくる。

イラストは上手です。


ストレイジ・オーバー
ストレイジ・オーバー
中尾 寛
「お兄ちゃんがへん」そんな事は無い、と俺はお茶を濁すが、妹は食らいついてくる。妹の匡子は、三年前から同じ『八月二十九日』を繰り返し過ごしている。記憶が更新されない匡子の眼には、成長した俺の姿や、季節の変化が奇異と映るのだろう。いろいろ治療を試みたが、すべて芳しくなかった。そんなある日、海外出張中の親父が行方不明に。親父の失踪と、妹の病。共通点は「記憶使い」なる能力。この事態―俺に何が出来る!? 」

三年前から記憶の更新がされず同じ日付を繰り返し続ける妹・匡子。
いくつもの病院に行き、住む場所を変え、妹への接し方を変えてみるも、効果は無し。毎日同じ時刻に起き、同じ時刻に眠り、そして記憶は三年前の八月二十九日に戻る…。

眼鏡っ子か…。と挿絵を見て、早速主人公妹・匡子への関心は大幅に薄れるも、読み進める。
匡子との日々を綴るのかと思いきや、何やら話は記憶を操る存在「記憶使い」をメインに展開。さらに、何かと便利だからと主人公の下から匡子が「記憶使い」の家へと住む場所を変え、あらすじで惹かれた部分が消え去ってしまい、ざわざわする。

父親氏の失踪、妹の病共に解決せず…という事で続き物。
記憶使いの存在を聞きつけた依頼者達との話は、何だかんだで面白かったのだけど…
「記憶使いの話」にはさほど興味を惹かれないのだなぁ…一応…次巻に期待。


とある魔術の禁書目録 16
とある魔術の禁書目録(インデックス) 16
鎌池 和馬
「ローマ正教暗部『神の右席』後方のアックアが動く。『聖人』と『神の右席』の特性を併せ持つ最強最悪の敵は、上条当麻の「右手」を狙い学園都市に侵入する。イギリス清教は、上条のもとに天草式十字凄教の五和を護衛として派遣。上条宅に泊まり込み、圧倒的な料理スキルとかいがいしさをもってして、居候シスター・インデックスの立場を危うくさせる。しかしそんな安息の時も束の間、ついに最強最悪の敵が現れる…。」

という事で、当麻+天草式十字凄教 VS 神の右席・後方のアックアの魔術師サイドの話。

おおう…また出てきた。五和。
特にキャラも立ってないので、14巻では単なる女の子要員にしか見えなかったけど…。いやしかし何やら妙な方向にキャラが立っていってる気がしないでもない。

前巻前々巻等から期待していた「符合する言葉達」ですが…後方のアックアとはひたすら戦闘戦闘なので、おや…?と思っていたら最後の最後で…と。
御坂が知った秘密の事は、当麻の記憶喪失自体に影響も関係もさほど無いので、いつもの様にドタバタと軽く流す感じを予想していたのだけど、いやぁ…まさかこれほど熱い展開になるとは…。
規格外の神の右席・後方のアックアとの戦闘も非常に熱く面白かったです。

まぁ、御坂が今巻で気付くアレは今更感が強すぎて特に思う物は無し。

次巻は右方のフィアンマかな。しかし、魔術師サイドの話が盛り上がれば盛り上がるほど、御坂美琴の出番は無くなっていくんだなぁ…。とはいえ次巻も大いに期待。


ライタークロイス 3
ライタークロイス 3
川口 士
「ファリア皇女のお供で隣国インフェリアにやってきたカイン。見るもの全てが新鮮で、すっかり観光気分。だが、そんな場所でカインは、騎士になる夢を奪った男・アリキーノに再会する。出会い頭に怒りをぶつけるカインだが、彼に『騎士になって何をしたいのか』と問われ愕然としてしまう。何故なら「騎士になること」が全てで、そこから先のことなど考えたこともなかったから。いったい自分は何を為したいのか―。」

騎士を目指して帝都に来た少年が様々な人に巡り会い…。3巻目。

いやあ…4巻が楽しみです。…2巻の時にも同じ事言ってた気がするけど。
遂に一行は隣国・インフェリアに到着。相変わらずいまいち盛り上がらないのだけど、物語はどんどん深くなってます。そしてキャラ達のテンポの良い会話も健在。

市場でファリアがカインに買って貰った物…。
その時の嬉しそうな顔をしたファリアの挿絵を見て、またイングリドとの壮絶な戦いが目に浮かぶようで…次巻が楽しみです。


紅 公式ファンブック
紅公式ファンブック
片山 憲太郎

「紅」「電波的な彼女」の魅力をカラーで紹介。
毎号付いてくる「醜悪祭」を集めて君だけの「紅」を作ろう。
創刊号は書き下ろし「祭の後」が14ページついて特別価格、500円。――集英社。

これはひどい。いや、解ってた事なのだけど…。
という事で未完で終わった「紅 醜悪祭 下」のエピローグ。
ファンブック収録の「祭の後」は…まぁ、グダグダでした。
結局、星噛絶奈とは正面からの殴り合いで決着が着いてしまった訳だけど…これはまたロリコンパワーが覚醒したって事で良いのかな。ヘッドフォンからループされる紫の声援で戦う姿が見られる日もそう遠く無いだろう。

正直「紅」はこのままフェードアウトして、「電波的な彼女」の続きが読みたいのだけど…
こちらは遥か先の話になりそうだ。


CP―しんどうくんの憂鬱
CP―しんどうくんの憂鬱
小野 みずほ
「進藤真斗は平和な学校生活を望む高校2年生。しかしある問題―「人斬り侍」のような外見―からトラブル続きの日々を送ってきた。次こそはと臨んだ7回目の転校初日からトラブルに巻き込まれる羽目に。いきなりつまずいた新生活に不安を抱く真斗だが、次々とトラブルが降りかかり誤解は深まるばかり。その上ある企みも動きだして…?平和な学校生活は叶うのか!?」

目つきは最悪だが、ご近所付き合いも良好な主人公・進藤真斗。
人望も厚いが、目的の為なら手段を選ばない腹黒美少女・森東春日。
王子の様な外見の美少年だが、天然自己中唯我独尊・新堂聖也。

3人共キャラが非常に立っており会話も面白かった。
特に新堂聖也――唯我独尊な発言のせいで多くのトラブルに巻き込まれるのだけど「何故自分が巻き込まれているのかサッパリ解らない」という天然ぶりが中々…。

ただ、主軸の話に全く魅力が無いのが…次巻はどうしようかな。


警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび
警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび
横山 忠
「人間や獣人が共存する世界。犯罪を取り締まる「警極魔道課」に在籍するチルビィ先生は、おやつ大好きで迷子が趣味、全ては運と気合いで乗り切る12歳の女の子。今回の任務は、誘拐犯を捕まえること。口うるさい保護者兼弟子のトーマと、新弟子獣人娘の王蘭を引き連れ(連れられ)捜査へ向かう。「おやつ食べすぎ」「迷子になるな」「物を壊すな」etc。注意されっぱなしでもチルビィ先生はゆく!やればできる子なんです!」

「とうじ」
破天荒なチルビィ先生とゆかいな仲間達。

時折、本当に小学生が書いたような文章が紛れ込んでくるのだけど、これは一体。
ともかく、それも段々気にならなくなってくる。

世界観等の設定説明が怒涛の勢いでされる割には、この物語に必要な説明はなぜかほとんどされないので、ストーリーが進んでいっても理解しにくい為、いまいち乗れず。
天使、悪魔、神獣、魔獣、エルフ、竜神、巨人、獣人、人間…etc。
様々な種族が共存する世界。思いの他ヒエラルキーはハッキリしてるのだけど……幾ら鍛錬を積もうが、神器・魔器が無いと格上の種族には手も足も出ないというのは、何やらやるせないなぁ…。

一瞬で怪我を直す神器のせいでいまいち緊迫感が無いのだけど、神器・魔器を使っての戦闘は迫力あり。ただ、チルビィ以外のサブキャラ達も満遍なく活躍する為、チルビィの影がどんどん薄くなってるのだけど…まぁ、何やらバタバタしてた新弟子・王蘭が何やら可愛かった気がする。

まぁとりあえず、王蘭に適当に萌えてれば良いんじゃなかろうか。
他の種族とのやり取りや、王蘭に…次巻期待。