のべれびゅ
ラノベレビュー
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トキオカシ2 カタリ・カタリ
トキオカシ2 カタリ・カタリ
萩原 麻里
「時置師のひとりで絶世の美少女である観池眞名の“対”として生まれてきた藤沢誠一は眞名の“対”として、時置師の呪縛に立ち向かう決意をする。時置師の存在意義とは?十一人目の謎とは?時置師の背負った呪縛に終わりはあるのか?運命によって一緒にいることを定められた少年と少女は「時間の旅」―自分探しの旅を通じて絆をさらに深めていく。すべての謎が明らかになる激動の完結編。」

「すべての謎が明らかになる激動の完結編!!」
珈琲噴出。

話はやや急ぎ足。
序盤からの「時置師」のルーツを辿り長々と考察する辺りは「陰陽師は式神を使わない」を彷彿。
そして今回も二人はタイムスリップをしてしまい、今度は大正時代へ。
誠一は『<対>だから』とどこか張り切る眞名に違和感を感じ、眞名は益々ラブ度が上がり天然タラシの誠一に焼きもちを焼き、と。勿論、本筋であるタイムスリップした先での話も面白かったです。

前巻で気になった「なぜ眞名は誠一を見つけれたのか」は説明なし。この話の最大の謎は明かされたとはいえ、今巻でも新たに謎は出て、色々と決着がつかないまま終わってしまったが何とも。

あとがきを見ても次巻が出るのかいまいち判断がつきませんが「完結編」などと書かれている以上、やはり打ち切りなんですかね…。
巻末の他時置師のプロフィールなんか、次巻が出るのなら蛇足でしょうし。

本当に打ち切られたのなら1巻のあとがきに全米が涙する。
『残り8組。1冊につき1カップルだと、とんでもない巻数になっちゃうわけなんですけども』
ますます富士ミスはいらない子。

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ロクメンダイス、
ロクメンダイス、
中村 九郎
「正直に生きなければ、一年後には死んでしまう」、特効薬は―恋をすること。“六面ダイス”で、心傷を抱えた患者たちと共同生活を送ることになったハツ。なかでもチェリーは心を揺さぶられると、感情を抑え込むために、“心辺警護”が、他人に危害を加えようと動き出すのだ。だから、恋なんてできやしない。しかし、ハツはチェリーに恋をしてしまう。恋をしなければならないハツ、恋をしてはならないチェリー。二人の恋の行方は―。 」

核地雷と各地で評されているけど、結構面白かった。しかし何とも奇妙。
独特の書き方ではあるけど、読みにくい訳でもない。しかし意味が解らない。何が起きて、どういう思考の元、何の為に行動してるのかが理解できない。

意味不明な部分を、どうにか理解しようとする内に、じわじわと気持ちが悪くなってくる。
しかし理解出来る文章部は面白く、多くの謎の解決が気になり、続きを読む。
とにかく、終始脳からじわじわと来る気持ち悪さに耐えなければいけない。

読後感は悪くはない小説。
新しい物が見れたという点では、既視感あふれる小説より遥かに良かったと思う。
いろんな意味でミステリーな小説。


SHINO -シノ- 黒き魂の少女
シノSHINO -シノ- 黒き魂の少女
上月 雨音
「…おじゃまします」当然のように僕の部屋に上がり込む支倉志乃ちゃん。僕は志乃ちゃんが小さなころから知っている。彼女はおとなしくて、手のかからない良い子だ。しかし、志乃ちゃんは猟奇的な事件に異常に興味を示すのだ。僕は、志乃ちゃんには普通の小学生でいて欲しいのに。そんな気持ちはお構いなしに、彼女は危ない事件の謎に近づいていたんだ。大学生の僕とクールな小学生の志乃ちゃんが贈る純愛系ミステリー 」

読み終わる。…純愛系ミステリー?良い言葉。「系」
魅力的な人物も事件も無く、とりあえずひたすら長い独り言が続く。

自殺サイト"デッドエンドコンプレックス"を中心に話が展開される。
が、何から何まで地味で、そして微妙。

そもそも全体的に絡んで来る自殺サイトからして地味すぎる。
最後までコレが絡んで来るのなら、関係の無い「吸血」の話は要らなかったのでは。ただでさえ人物の独り語りが多すぎて、話が地味になってしまっているのに。

終わり方も微妙すぎて、読後感も良いとは言えない。
この独り語り部分を書きたいが為に、ミステリーっぽい物を付け足した感じです。


トキオカシ
トキオカシトキオカシ
萩原 麻里
「やっと見つけた」―少女は言った。さらさらの黒髪にくっきりとした瞳。噂の転校生。双子の観池姉妹の片割れ―。誠一は不思議な高揚感に心を振るわせた。幼い頃から異常な記憶力を持つ藤沢誠一は、それを発揮することもなく、普通に高校生活を送っていた。時置師と名乗る観池眞名は続ける。「貴方は私の“対”です」運命によって一緒にいることを定められた少年と少女による時間の旅の物語」

支え合いながらほのぼのと、ラブ要素含んだ学園物。
かと思いきや、突然明治時代にタイムスリップ。事件に巻き込まれる主人公・誠一。

クールで男嫌いとも噂される眞名が誠一に迫るシーンに悶えたりする。
ラブったり。三角関係だったり。事件に巻き込まれたり。ラブったり。あの場での状況的に、カフェでのメニュー暗唱のシーンがどうも気になる所…。

先祖の罪や、眞名は何故誠一を見つけることが出来たのか等、説明不足な点が多いですが、次巻以降に明かされる筈。時置師と<対>の重めの設定も面白い。

しかしこの挿絵…絵師がちゃんと小説を読んでいないのがよく解ります。
口絵でのネタバレといい、描くべきではない物、間違っている物が多すぎるのが何とも。

主人公達がやや状況に流されっぱなしなのが気になりますが、面白い小説。
"異端"という設定がこれからどうなっていくのか…次巻も期待。


ニライカナイをさがして
ニライカナイをさがしてニライカナイをさがして
葉山 透
「ニライカナイ―理想郷。朝の羽田で僕が出会った宮沢梨花。彼女に手をひかれるまま、搭乗ゲートをくぐることになる。羽田から那覇、石垣島、そしてこの海の果てには、ハテのウルマというこの島の、もっと果てには、ニライカナイがあるのだろうか…?「ねえ、タクロー。ニライカナイは、どこにあるの?」 秘密を抱えた二人が南の島で織りなす恋物語。 」

人気絶頂のアイドルと出会い、強引に連れられ、沖縄へ。なんてエロゲ。
実際に好きなアイドルは居なくとも、こんな設定の小説読んでみたいって人も少なくはないのでは。設定と作者に惹かれて購入。

沖縄行ったり、泊まったり、怒鳴ったり、デコピンされたりする。

主人公の設定ですが、伏線も何箇所かあり驚きは無いけど、やっぱり唐突感は大きいなぁ…。
逆に"普通の男の子"では、この展開には出来ないんでしょうけど。
やや非現実な二人のボーイミーツガール。読み切り作品。面白かったです。
…ミステリー?




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