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のべれびゅ
ラノベレビュー
マージナル
マージナル
神崎 紫電
「殺人や拷問を愛する異端者たちが集うアングラサイトの管理人・摩弥京也は、巷を騒がす連続殺人犯と偶然ネットで知り合い、とある惨殺画像を受け取った。それがクラスメイト南雲小百合だと気づき、結果、犯人から狙われることになる。小百合の葬式で彼女の妹・南雲御笠と出会った京也は犯人捜しを手伝わせて欲しいと請われ、二人は事件を調べ始める。新感覚サイコ・サスペンス! 第一回小学館ライトノベル大賞・大賞受賞作。」

暗めの設定と序盤の雰囲気に期待が膨らんだのですが、暗い雰囲気は序盤がピーク。
表現がぬるいせいで話が暗く感じない為、どうにも物足りず。「残酷な手法」「残虐な拷問」と幾ら言われてもいまいち伝わってこない。「超ビーム。超強い」みたいな。
まぁ、殺人・拷問系サイト云々の設定に期待しすぎたせいもあるんですが。

そして殺人拷問のアングラサイトでカルト的人気を誇る管理人・摩弥。
その摩弥が致命的なまぬけぶりを繰り返す様が何とも言えず。そのポジションはヒロイン・御笠の物なんじゃないのか。お前がやっちゃうのか。という事で御笠が軽く空気です。

教室でされる摩弥と御笠の会話は面白かったんですが、摩弥の天然キャラは、作品全体の雰囲気をより明るくしてしまってるような…。

何となく電波的な彼女に似てるな…と思ったら…あー…。


武林クロスロード
武林クロスロード
深見 真
「武侠。それは一騎当千の無双の拳士たち。朝廷の圧制に、人々が苦しむ時代。可憐な少女道士・リョウカは、世界を変える力を持つ「双天武王」を目指し旅に出る。危難に陥ったリョウカは、偶然にもかつて反乱軍を率いて朝廷を苦しめた、最強の武侠レイ・シュンライを甦らせた!二人の下に集う美貌の知将・豪傑。しかし朝廷の刺客・無敵の女将軍率いる軍勢が二人を狙う! 迸るエロスとバイオレンス。活劇の新次元! ここが武林の分かれ道!」

何というエロ小説…。
学校の図書室には置いてはいけないラノベである事は間違いない。

正直、絵はちょっとアレだったのだけど、作者の名が目に入り購入。
うむ、やっぱり深見真は拷問シーンが無いと…エロ方向だけど。
そしてレズも無いと…とんでもないエロ描写だけど。

話は結構単純ですが、テンポが良く一騎当千な戦闘はかなり爽快です。ただやり過ぎな程にエロが多い。何かにつけてセクロスしてます。戦闘描写も多かったんですが、締めもセクロスだったので、何だかエロ小説を読み終わった気分。

そういえば読む前はアレだった絵が、読み終わってみるとこれが中々話に合ってたり。面白かったといえば面白かったんですが、次巻はどうしようか悩む所…。ちょっと無駄なエロが多すぎなもので。

銃、そして格闘が好きなら同著ヤングガン・カルナバルがおすすめ。
雰囲気は暗めですが、武林よりエロが少なめな分、戦闘の爽快感が大きい小説。