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のべれびゅ
ラノベレビュー
渚フォルテッシモ 2
渚フォルテッシモ 2
城崎 火也
「山ノ上大地は、UMA好きの高校一年生。ある時大地は学校中の人気者・麻生渚が町を守る人魚とのハーフで、魔物と戦っている事を知る。更に皆の前では清楚でか弱い渚が、実は短気で怪力、猫っかぶりである事も判明。大地は渚に踏みつけられつつも、魔物の撃退を手伝うことになる。そんなある日、女子更衣室で下着が消えてしまう。犯人は―大地!?強気で我がままな人魚姫と大地の冒険ラブコメディ。」

魔物と戦う少女と、ほぼ好奇心からそれに付いていく変人主人公、な話。
まぁ、今巻はラブコメメインですが。

新キャラ:生徒会長・早瀬空美、生徒会書記・小野寺香流が登場し、主人公・大地と共にUMA同好会発足に動き出す。
この巻ではまだ活動は出来てないのだけど、その辺り次巻に期待。

前巻では、ヒロイン・渚の清楚な部分が少なかった為、般若時とのギャップが薄くいまいちな印象だったのだけど、今巻は清楚・ツンデレ・般若と多く書かれており、非常に満足。

まぁその分、魔物退治パートは随分と減ってる訳だけど…
特に問題は無いんだ、多分。というか大変な事になってる。暴力的な意味で。次巻にも期待。


渚フォルテッシモ
渚フォルテッシモ
城崎 火也
「山ノ上大地はUMA大好きの高校一年生。噂をたよりに、夜の教室でみつけたのは、学校中の生徒に人気の美少女・麻生渚。なぜか裸で、びしょぬれで。慌てて逃げ出した大地だが、翌日、渚につかまってしまう。清楚な彼女から一転、鬼のような形相で「昨日のことは黙ってなさい」と脅した渚は、あげくに「私、半分人魚の血をひいているの」と打ち明けてきて…。強気で我が侭な人魚姫に振り回される、ちょっと非日常な冒険ラブコメ。」

魔物と戦う少女と、好奇心からそれに付いて行く主人公、な話。

表紙の絵と「私みたいな美人に仕えることができて幸せね!」なる文に惹かれるも、
ツン度が微妙に多めというぐらいで、テンプレツンデレに拍子抜け。
主人公・大地も「UMAが好き」という設定があるだけで、周りから避けられるほどの変人らしさはあまり見当たらない為、どうにもキャラが薄く…。

戦っている理由もどうにも希薄な為、魔の海云々の話に興味を持てなかったのだけど、エピローグでの自分の気持ちに戸惑う渚は読んでいて楽しかった。
一応…次巻に期待。


クダンの話をしましょうか
クダンの話をしましょうか
内山 靖二郎
「夜の駅前の噴水広場で占いをする少女―クダン。高校一年生の直辰が、最近様子がおかしい幼なじみ・つぐみの後をつけて降りた駅の前で見たのは、おとなしい性格からは想像したことのない派手な服に着替えたつぐみが、転校生のクダンと口喧嘩をしている姿だった。思わず声をかけるが、つぐみは自分をヌエと名乗り、直辰のことも知らない人だと突き放す。一体彼女に何が起こり始めているのだろう…?」

短編形式。予言をするとその人の記憶から消えてしまう少女、クダンの話。
序章にブギーポップ臭がして、ううん…?と思いきや、なるほどねぇ…。

面白かった事は面白かった。
ばら撒いてる伏線とは全く関係の無い話を延々としてる気がしないでもないけど、まぁそんな事はどうでも良いんだ。多分。

最後の短編でこれまでの短編の後日談的な物を絡めるのだけど、そのせいか短編一つ一つはどれも物足りない終わり方になってしまっている。回収されない伏線が張られるだけのクダンにも魅力は感じられず、短編毎のメインキャラもどんどん魅力が落ちていき……一番最初の話が突出して面白かったなぁ…と。

とはいえ、終わり方は綺麗で読後感は良い話。次巻が出るのなら一応期待。


魔女ルミカの赤い糸
魔女ルミカの赤い糸
田口 一
「羽田琴也は、登校中いきなり後ろからタックルされ、思いっきり踏みつけられてしまう。パニくる琴也を、見下ろす美少女は「やっとわたくしを愛してくださる人に巡り会えた」と不適に微笑む。霧間留美華と名乗った少女は、以来ことあるごとに琴也に絡んでくる。そしてついに琴也のためと称して、仕事をさぼるもう一人のクラス委員の水越を深夜に縛って監禁するに至り、琴也は恐怖心を覚えてしまう。一体、彼女の目的は…!?」

口絵で早くも珈琲噴出。そしてプロローグでもう一度噴出。
留美華の高慢な態度にフンスフンスしていたら、序盤がピークだったりする。

主人公・琴也が、突飛な行動と言動の留美華にひいていた筈が、突然ベタ惚れしていたりとぶっちぎりでこちらを置いてきぼりにしていく。

ということで中盤からは脳に超展開を迎えた主人公と、高慢さが失せた留美華がベタベタし始めたんで、その時点で「ラブコメ」への期待は大きく失せるも、かといって悪魔だの魔女だのな話にもさほど興味は無いわけで…。
まぁ、足舐めを強要するシーンにでも萌えてれば良いんじゃなかろうか。

同級生・雨宮由奈にしろ双子の魔女にしろ、何しに出てきたのか解らない。
脇役に無駄設定つけてページを圧迫させるぐらいなら主人公の心理描写をちゃんと書いて欲しかった。
そのせいで後半からの展開が…。一応完結。


姫宮さんの中の人2 夏盛りオレンジシャンプー
姫宮さんの中の人2 夏盛りオレンジシャンプー
月見 草平
「星野純人は平凡な高校1年生。しかし、とあるハプニングから学校のマドンナ・姫宮ちとせの大いなる秘密を知ってしまう。それは―彼女の体は実はサイボーグで、中にホンモノのちとせがいる、ということ!!しかも「中のちとせ」は重度の対人恐怖症で、克服を手伝って欲しいとのこと。そして今は夏休み、夏期講習に大忙しのクラスに気になる存在。それは季節はずれの転校生浦乃霞。ちとせの中の人を巡り、何かが起こる―。 」

そういえば主人公には幼馴染がいたんだった。

前巻に続き今巻でも「外の人スーツ」を脱いではいけない理由は、詳しくは明かされず。
まぁ、1巻ではこの事がずっと気になってて仕方無かったのだけど、
新キャラ・浦乃霞は何やら主人公と接近。そしてそれに心穏やかにいられない姫宮ちとせ。そして幼馴染・神楽結衣――と「4角関係」という事でラブコメ方面に面白くなってきたし、外の人スーツを巡る陰謀云々はひとまず頭の隅にでも置いとけば良いのかもしれない。

とはいえ次巻では「外の人スーツ」の話が進みだすのかな。
それと主人公の友人・要垣内が活躍するらしいので期待。
まぁ別に要垣内の事は大して興味ないのだけど、脇役の活躍って何か素敵。


きゅーきゅーキュート! 5
きゅーきゅーキュート! 5
野島けんじ
「春日理刀の能力値測定結果はやはり99。しかし謎の女性によって、理刀は「特別クラス」に編入させられることになり――。一方のキュートは、夏休みの「浮遊島」での一件以来、理刀のことが気になって仕方がなく、思い悩む日々が続いていた。そんな中、学院にて「妖精捕獲大会」が実施される。妖精の中には恋の願いをかなえてくれるものがいるという噂に、女の子達が火花を散らす!! はたしてキュートの想いは理刀に届くのか!?」

琥珀色?前巻はこちら。
異能力者学園物5巻目。舞台は校外。そして開催される妖精捕獲大会。
そして遂に序列2番目の姉・カカが登場し暗躍する。

妖精捕獲大会は皆バラバラに行動し、理刀はカカの命令でキュートに気づかれないように影ながらサポート。ということで主要キャラ同士の会話が殆ど無く、何を楽しめばいいのか解らない。
妖精がなんか喋ってた気がしますが、よく覚えてません。一応スイートがちょっと可愛かった一冊。理刀は相変わらず盲目的にキュート一筋。

最後の最後で波乱の展開を迎えつつ、ひっぱり続けた謎もひっぱったまま次巻へ続くのだけど、起きた問題が深刻なのかどうかも解らない為、いまいち盛り上がらず。この辺り、「○○がどうなろうが知ったこっちゃ無い」って気持ちもあるせいなんだけど。

とりあえず猫耳黒媛の挿絵に萌えてれば良いんじゃなかろうか。
何とも残念な事になってしまった5巻。次巻に一応期待。


姫宮さんの中の人
姫宮さんの中の人
月見 草平
「私立高に通う星野純はだれていた。運動も勉強もできない。陸上部で青春をおくる幼馴染みが何だか眩しい。これじゃあ憧れの生徒会長、姫宮ちとせとお近づきになれる日なんて永遠にこない……筈だった。落し物をした姫宮を追う星野が、これを機に彼女と話せる、と思ったら! え、姫宮さん、今なんか、カラダ、フタ開きました?「『中の人』など、いない!」――星野とワケあり美少女姫宮ちとせのコンプレックス・ラブ・コメディ! 」

下の人などいない。

話の始まり方は随分と強引でしたが、まぁコメディだからと流してみる。
姫宮さんの中の人の対人恐怖症を克服するための第一歩。それに躓いてしまった時のあの対処法の場面は挿絵も合わさって楽しかったです。ただ「中の人」という設定に驚いた後の話は目新しい物も無く、これといった展開も無し…。

「外の人スーツ」を脱いではいけない理由も何となく予想してたのだけど、続き物だったらしくそのまま何となく次巻へ続く。
一応、気軽に読める話ですが次巻はどうしようかな…。どうにも話の基盤に魅力が薄いので悩む所。次巻に投げられた謎に一応期待。