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ラノベレビュー
ご主人様は山猫姫 辺境見習い英雄編
ご主人様は山猫姫 辺境見習い英雄編
鷹見一幸
「エリート一家の落ちこぼれ、晴凛がようやくありついた仕事は異国の姫君の家庭教師。シムールの一支族の末姫、ミーネ。まだ13歳のあどけない、おしとやかな姫様―ではなく、わがままで気に入らないと暴れまくる超問題児。人は彼女を山猫姫と呼んだ。振り回される晴凛だが、なぜかミーネ姫に気に入られる。一方、和平を結んでいたシムールが帝国に宣戦布告を。板挟みな晴凛だったが、これが英雄への第一歩で!?」

山猫姫…。亜人だと思ったのだけど、単なるあだ名なのね。
それは置いとくとしても、主人公・晴凛に懐いてからはミーネの山猫ぶりが随分と薄れてしまった。あらすじの「山猫姫に振り回される青年」という所に惹かれただけにちょっと残念。ミーネ登場時のインパクトが大きかったのもあって、その部分に期待しすぎたなぁ…。

19年落ちこぼれだった晴凛が、短期間で鬼神の如き名射手になり、珈琲噴出。何という成長速度…というか19年間何してたんだよ。いやまぁ、はなから落ちこぼれってのは“設定だけ”臭かったけども。そして皇伏龍は、いまいち頼りになるのかならないのか分からない。まだまだこれから成長していくのかな。

まぁ、過去に帝国とシムール族の間で100年続いた戦争。それを再び起こさない様、何年もの歳月をかけて友好な関係の為に動いていた男・弦斉の意思を継いで奔走する晴凛の姿は読んでいてなかなか面白かったですが。

これから一体どうなるのか…思いっきり途中で終わっているので、次巻も期待。


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